銀行で両替,大黒屋で両替,クレジットカードで買物,キャッシング(10万円,年利18%)とで為替手数料がどれくらい違うかを見てみた。米ドル。
両替だと為替レートにより手数料率が変わってくる。キャッシングの場合は金額と返済日数で変わってくる。
キャッシングにはキャッシング時の「ATM使用料」(後述)を含む。
キャッシングの方が得だと計算を見せても,釈然としない人が少なくない。簡単に腑に落ちるには,
a) | 海外でカードで買い物 | 常に固定の手数料がかかる | 金額×1.60% |
b) | 海外でキャッシング | 日数に応じた金利のみがかかる | 金額×18%×(日数/365) |
b)は短期で返済すれば手数料(名目は金利)を大きく減らせる余地があるのに対し,a)は固定であり,結果的にb)の方が安上がりになる。
金融業界の動向は知らないが、影響は大きいと思う。他社も追従せざるを得ないのか、それとも他社はここが商機だと考えるのか。
もっとも、最近のデータを見ていて気付いたのだが、DCカードは公式の手数料率より実際の料率はかなり低いようだ。しかし、為替リスクが大きい傾向もある(実際の換算日(推測)が利用日からかなり離れている)ので痛し痒しだ。一概に有利なカードとは言えないようだ。詳細は生活/クレジットカード/為替手数料。
ソニー銀行が2016年1月4日から発行するSony Bank WALLET(デビットカード)は,自分の外貨口座(ドル他)の残高で海外で買い物(カードショッピング)でき,その際,手数料がかからない。普通のクレジットカードは約1.6%(海外決済事務取扱手数料)。
Airbnbの為替手数料は3%と明記されている。結構高い。でも,「予約を確定」のページで「請求先住所の国」を選べる。これを現地にすれば請求は現地通貨立てになる。あとは自分のカードが対応しているか。日本発行のDCカードを住所「香港」で支払うことができた(2016年 6月 2日)。
設定を変更するのを忘れて,日本で宿泊したのに米ドル建てになって3%加算され,しかもダイナースなので割高になるという失敗をしたこともある。
TTMより明らかに割安(円高)なこともあった。「お支払通貨はUSD、ご請求金額は合計$31です。 こちらのリスティングの予約で適用される調整済み為替レートは$1.00 USD=¥ 107.8369 JPYです。」この時刻に日経を見たら110.77-78。この日の三井住友銀行のTTMは110.83。2.7%は割安。最終的に円建てでは払わなかったので,上記レートが請求でも適用されるのかは不明。2017年 4月
中国の旅行サイトCtripのホテル予約も,調べた範囲では,上乗せがなかった。なお,鉄道予約の為替手数料は少々大きめだし,他にも色々手数料が課される。ホテル予約はそうした後からの上乗せはない。最初に目にするページの価格に織り込まれていた。いつ方針が変わるかは不明。2017年 5月
現地でATM使用時に,画面上,手数料("ATM OWNER FEE"等)が請求され,レシート上でも現金と手数料の合計を引き出したことにしばしばされるが,この手数料額は実際には日本のカード会社からは請求されないことが多いようだ。上記「ATM使用料(210円)」に含まれているのだと思われる。ただ,どこの機械でもそうだとは限らない。(タイの例を後述。)このATM OWNER FEEはUSD3とかなので,これも合わせて負担すると実質手数料が変わってくる。
カードを海外で使ったときのレートは利用明細に出る。三井住友カードだと換算日(利用日と必ずしも一致しない。)も出る。(ショッピング,キャッシングいずれでも。)DCカードでは出ない。DCカードに聞いたら,当社では把握不能と,情けない回答。2大メガバンクで同じマスターブランドでも,マスターとの契約に差があるようだ。2018年 2月16日
Masterのウェブで利用日前後のレートと,海外キャッシングの明細のレートを比べた。DCカードの公式説明からは一致する日があってもよさそうだが実際はかすりもしないことが多そう。実際のレートは各社相対で決まるのだろう(これがMasterの公式見解)。1日固定でない可能性もある。ただし,前日の数字が一番乖離が小さい傾向がある。また,前日の数字と完全に一致した例もあった。ただ,いずれにせよ,サンプルサイズが全然足りない。三井住友カードの明細で換算日が前日になっている例を見たことはない。Money Forwardは膨大なサンプルが手元にあるのだから,分析してユーザーに還元して欲しい。でもカード会社に嫌われることはやりにくいのかもしれない。
このレシートの例では,カード会社(三井住友カード)の使ったレートがTTMより円高だったので,為替手数料をTTMで計算すると,利息やATM使用料を考慮しても,手数料は表面手数料より安くなった。
カード請求書での利用額 | USD 200.00 |
返済元金 | ¥20,262 |
利息(繰り上げ返済) | ¥89 |
ATM手数料 | ¥210 |
カード請求書上の表面手数料(ATM手数料含む) | 1.48% |
カード請求書の使用レート | 101.3140 |
同日のTTM | 102.42 |
TTMで計算し直した手数料 | 0.38% |
計算式は
(利息+手数料)/使える額
=(元金+利息+手数料)/使った額-1
ここで,元金は円の元金。使った額はドルの金額xTTM。
しかし,バンコク国際空港のATMでキャッシングした際,画面上で表示されたATM fee 180BHT(当時約635円)も実際に請求された。2015年 7月。もっとも,それでも(日本で)現金で両替するより有利だった。現金両替のレートが如何に悪いかが分かる。しかもこれは円の価値が高い日本でのレート。現地のレートはさらに悪いかも(現地の方が日本円に有利という指摘もあり。要確認。)。
実際に手にしたのは2,000BHTだが,カード請求書では2,180引き出したことになった。
現地通貨利用額 (カード請求書) | 2,180THB |
返済元金 (カード請求書での「利用額」) | ¥7,807 |
利息(繰り上げ返済) | ¥19 |
日本のカード会社の請求するATM手数料 (三菱ニコスは常に0円) | ¥0 |
カード請求書から計算する表面手数料 (ATM手数料含む) | 0.24% |
カード請求書の使用レート | 3.582 |
利用日のTTM | 3.57 |
TTMで計算し直した手数料 | 0.56% |
同日のcash selling | 3.98 |
現地通貨利用額 (正味) 現地手数料180BT除外 | 2,000THB |
TTMで計算し直した手数料。高い! | 9.61% |
cash sellingで計算し直した手数料。それでも現金両替より割安だった | -1.68% |
他には,VietnamでATMを使用したときは約100円の手数料が日本側の請求とは別にかかった。
ゴールドカードでは金利が15%のことがある。違いを見てみる。
左上の金額を,上部の金利,左部の日数で借りた場合の差額。金利が安い方が実質手数料が安いのは言うまでもないが,ATM手数料の要否にも左右されることが分かる。DCカードのゴールドが一番有利になる。
一部の地域(例えばSingapore)では,ATMを所有する現地銀行の為替レートを使うか,マスターカードのレートを使うか,画面上で選択できる(選択させられる)ことがある。(地域によってはそういう法規制があるようだ。)あるいは,「円建て」と「現地通貨建て」の選択も意味は全く同じ。
一般的にどちらが有利かは知らないが,私の経験した範囲では,現地銀行レートはかなり日本円生活者に不利だった。例えばTTM 81.75,カード請求書の為替レート 81.634に対し,銀行レート 84.79420。これはTTMに比べ3.7%も割高だ。非常に高い。この銀行レートが幾らになるのか,Singaporeの例では画面で明確に提示されたが,その場でいきなり「選べ,同意しろ」と言われても判断に困るので,事前に,直近のTTMを1円単位でよいので知っておいた方がよい。
DCC(Dynamic Currency Conversion、為替変動リスク回避決済)の一種だろう。だが、サービスの対価が高すぎるし、何より対価の開示が不十分だ。海外の免税店でも、日本円で払うとかなり割高だ、経験上。さらに,ショッピングなら為替変動リスク回避(金額を確定する)の意義はまだあるが,キャッシングの場合,金額は確定しない。この金額から日本のカード会社に年利18%で利息を払う必要がある。海外キャッシングはあくまでも借金だ。キャッシュカードではない。
「円建て」を選ぶと為替手数料を現地の銀行に払う。あとで日本のカード会社に苦情を言ってもどうしようもない。これに対し,現地通貨建てでキャッシングすれば,為替手数料を払う相手は日本のカード会社になる。そして,日本の利息制限法その他の金利規制が適用される。為替手数料と利息の両方を取ると日本の利息制限法その他の金利規制の上限を簡単に超えてしまいかねないし,超えないようにするには計算が面倒になるので,(現地通貨建ての)海外キャッシングは為替手数料の上乗せがほぼない。単純に利息だけが請求される仕組みになっている。日本の利息制限法その他の金利規制では,「これは為替手数料であって,利息ではないので,上限を超えない」という言い逃れはできない規制になっている。海外銀行の「円建てキャッシング」はいわば法の抜け穴だ。
なお,「マスターカードのレート」と言っても,実際にはそれは,マスターカードで一律に決まっているわけではなく,所持しているカードの発行会社とマスターカードとの契約により違い,かつ,具体的数字は非公開,というのがマスターカードの公式見解。
ドゥブロブニク空港のATM。右側は現地銀行のレート。コミッションなしと書いてあるが,レートは悪い。私は左側の条件で利用し,カードの請求書のレートは18.230。右側の銀行レートは19.37771とあるので,6.2%も割高。2014年 9月
米国NYの空港ATMの例。2017年1月。カード請求書のレートより8.9%割高。しかもATM fee 3USDも加算されさらに実質手数料が高くなる。Travelex
新記録を発見。為替手数料11.94%。左のウォン建てで借りた私の手数料は実測で0.28%(利息その他,名目を問わず全ての費用込みで)だった。
利用後すぐ繰り上げ返済すると,日本円換算の元本がかなり高めに出ることがある。暫定的な為替レートが適用されるからだそうだ。(株の成り行き注文と似ている。)先日の例では,正しい元本との差額を計算すると年利458%相当で借金したことになっていた。差額は後日返金されるはず。カード会社からすれば,繰り上げ返済をする客は,手間は増えるは返金手数料は生じるはで,嫌な客だろう。
キャッシング枠の付いたカードは複数持って居た方が安全。複数の国を移動していると,カード会社から利用を止められることがある。盗難かもと判定されるため。カード会社に連絡を取れば利用を再開できるものの,電話のやりとりで数時間かかるとみた方が良い。その間,現金もないしカードも使えなかったら危険この上ない。
2015年9月の例では,Singapore,北京,San Franciscoと移動して,San FranciscoのApple StoreでiPhoneを買おうとしたら止められた。
キャッシングは,実質的手数料が安い。私の最近12サンプルでは,TTMからの乖離で0.60% (95%上限0.88%,下限0.33%)。
カードによるショッピングは,手数料1.6%(海外決済事務取扱手数料;Foreign transaction fees)だが,ポイントの還元があるので,実質はマイナス金利。1%マイル還元,1マイル2円で計算すると,手数料は-0.4%になる。手数料の上乗せと、ポイント還元は、単純な引き算では比べられないが、2%程度までは大差ない。
キャッシング | 0.60% |
ショッピング | -0.4% |
See ダイナースPremium
SPGアメックスの海外旅行保険は自動付帯ではない。ゴールドと条件が違う。
「旅行代金をカードで決済...場合」 | 条件 |
「した」 | 日本出入国の航空券等を決済した場合 |
「しない」 | 上記以外だが,出国後に地下鉄等の公共交通機関を決済した場合。タクシーは不可。「時刻表に基づいて運行」が条件。いずれにせよ自動付帯ではない。 |
地下鉄等を決済した場合,証拠が必要になるので,紙が出てこない場合,画面を撮影するなどの対策が必要だろう。
海外でSMSを受け取るのはちょっと面倒だ。(SMSはメールと違い,緊急時の連絡手段として公的に使われることが多い。外務省たびレジもそうだ。)私は現地SIMを使うか,安いシンガポールSIMのローミングを使うので,日本の番号に送られても受け取れない。代わりに、SMSを送受信するのにはGoogle Voiceの電話番号(米国の普通の電話番号)を使っている。これならネットがあれば世界中どこでもSMSを送受信できる(iPhoneも特に裏技なく可能)。他にも手段はたくさんあるはずで,これがベストかは分からない。
世界中で使えて(全てではないが),ローミング料(データ通信)がかからず,データ通信と音声通話の両方が可能で,プロファイル不要な万能SIMがある。目新しいものではない。Google Project Fiだ。米国の電話番号が世界中で使える(米国の電話番号を保持できる。)。維持費を0にすることもできる。弱点は,データ通信1G 10USDとやや高い。(米国では普通の価格だが,日本や東南アジアのSIMから見ると高い。)詳細は後述。米国の電話番号があると何かと便利だし,IP電話ではないので音質も普通だ。
手軽さと安上がりという点ではVPN業者を使った方が圧倒的に良い。でも自分で運用しないと学習できないこともある。何を重視し,何を求めるかの選択だ。
詳細はNET/サーバー/VPN
auひかりの新サービス「スマホで固定電話」は,非公式だが,外出先(海外を含む)からも使える。詳細はNET/通信契約。
シンガポールのprepaid SIM,StarHubがあれば,世界各地で,現地SIMなしで安くLTEを使える場所が大幅に増える。日本人旅行者にとって現地SIMはここ数年の流行だが,多数の国で安くローミングできるなら,現地SIMは不要だ。StarHubは米国や英国,中国,韓国などのローミングを非常に安く提供している。例えば72時間/1GBが約393円。韓国でも中国でも香港,米国でも同じ金額だし,国を移動してもそのまま使える(再び払う必要はない)。韓国日帰りだけでも,他のローミングやレンタルルーターより遙かに安い。通信品質は普通のLTEであり,日本の格安SIM (MVNO)のような速度制限もない。
安いのはローミング料を取らないからだ。全ての地域においてではないものの,StarHubはマレーシアや香港など一部地域でローミング料を取らない。つまりシンガポール内のデータプランがそのまま海外で使える。その対象地域に最近,米国と英国,韓国、中国が加わった(最近入ったばかりなので空港にある紙の冊子は古いままだった。)。対象国は増えつつあるようだ。
残念ながら,シンガポールのこれらSIMは一度シンガポールに行かないと買えない。パスポート情報の登録が必須だからだ。一度購入すれば,いまのところ,期限の延長やチャージ(top-up),(旅行時の)データ契約の購入などは日本からネットで日本のクレジットカードを使って特に支障なくできる。(ただし突如事情が変わることはあり得る。)
確認日 | 地域 | 4G/3G | tethering | carrier | note |
2017/03 | 日本 | 4 | NG | docomo | 最初3G。10分ほど後に4G |
2017/03 | 韓国 | 4 | NG | SKT | |
2017/03 | 台湾 | 3 | NG | 遠傳電信(FarEasTone) | 自動。不安定。圏外になりそうもない場所で圏外やGRPSがちょくちょく出る。 |
4 | NG | 中華電信(Chunghwa Telecom) | 手動。良好。 | ||
2017/03 | 香港 | 4 | NG | 3 | |
2017/03 | マレーシア | 4 | NG | CELCOM | |
2017/04 | 韓国 | 4 | NG | KT | |
2017/05 | 中国 | 4 | OK | 中国移動 | テザリングができる?実際はNGだったかも(後述) |
2017/05 | 日本 | 4 | NG | docomo | |
2018/2 | 台湾 | 4 | NG | 中華電信(Chunghwa Telecom) | 当初数時間3G。iPhoneXで。SIMを6sに差し替えたらLTEに。以後XでもLTE。 |
2018/09 | マレーシア | 4 | OK | maxis,U Mobile | テザリングができる |
2018/11 | 日本 | 4 | NG | docomo | |
2018/11 | 中国 | 4 | NG | 中国移動 | XSではテザリングをオンにできるが実際にはWiFiでもUSBでもNG。 |
2019/2 | 日本 | 4 | OK | docomo | APNを手動設定したら行けた。行けなかったこともある。 |
Destination | Preferred Partners' Network |
Australia | Telstra , Vodafone |
Canada | Rogers Communications |
China | China Mobile |
Hong Kong | Three (3) |
India | Bharti Airtel , IDEA , Vodafone |
Indonesia | XL Axiata , Three (3) , Indosat |
Japan | NTT DoCoMo , KDDI |
Macau | CTM Macau |
Malaysia | Celcom , DiGi Telecom , Maxis , U Mobile |
Myanmar | MPT , Telenor |
New Zealand | 2Degrees , TNZ |
Philippines | Smart |
South Korea | Olleh KT , SK Telecom |
Taiwan | Far EasTone (FET 遠傳電信) , Chunghwa Telecom (中華電信) |
Thailand | TrueMove , DTAC |
United Kingdom | Three (3) |
United States of America | AT&T , T-Mobile |
M1のprepaid SIMは数年前,テザリングできない,初期設定した一台でしか使えない,という不便があったが,いまはどうなったのだろうか。
Data | Validity | Price | |
300MB | 30 Days | SGD 5.00 | JPY 393 |
1GB | 3 Days | SGD 5.00 | JPY 393 |
7 Days | SGD 7.00 | JPY 550 | |
30 Days | SGD 10.00 | JPY 786 | |
3GB | 50 Days | SGD 30.00 | JPY 2,358 |
Countries | Networks | note |
Hong Kong | SmarTone | |
Indonesia | XL Axiata | |
Macau | SmarTone | |
Malaysia | Celcom | auのLTEローミング先 |
Taiwan | Chunghwa Telecom | 中華電信 |
新たに始まった(2016年12月頃)ローミングパッケージは、中国で使う場合、Chine Mobile Hong Kongと値段がほぼ同じ。これでLTEならSingtelにも優位性がある。StarHubと違い、profileが要らないようであり、これも利点だ。一方で、StarHubでは中国がHappy Roamの対象に入った。
滞在国 | 利用可否 | 4G/LTE | プロファイル要否 | テザリング | 利用契約 | 利用料金(カードの請求額) | 備考 |
韓国 | OK | OK | 不要だが、手でAPNを直す必要があった(iPhone)。 | 不可 | Pack B | ¥1,651 | SKTにつながった。 |
現地で契約するにはiPadが必要だが,契約さえすませばスマホでも使えるし,iPadをそのままモデムにしてもよい。ただ,国によっては料金がかなり高い。現地SIMとおさらばできるわけではない。
StarHub | SIM2Fly | ||
テザリング | △ | ○ | 一部の地域ではできるようだ |
プロファイル | × | ○ | 要:×;不要:○ |
中国 | ○ | × | 2017/4/6 |
StarHub | SIM2Fly 399 | SIM2Fly 899 |
Australia | Australia | Australia |
Austria | ||
Cambodia | Cambodia | |
Canada | ||
Czech Republic | ||
France | ||
Germany | ||
Greece | ||
China | ||
Hong Kong | Hong Kong | Hong Kong |
Hungary | ||
India | India | |
Italy | ||
Indonesia | ||
Japan | Japan | Japan |
Korea (South Korea) | Korea | Korea |
Laos | Laos | |
Macao | Macao | |
Malaysia | Malaysia | Malaysia |
Myanmar | Myanmar | |
Nepal | Nepal | |
Netherlands | ||
New Zealand | ||
Oman | ||
Philippines | Philippines | Philippines |
Qatar | ||
Singapore | Singapore | Singapore |
Spain | ||
Switzerland | ||
Taiwan | Taiwan | Taiwan |
Thailand | ||
United Arab Emirates | ||
United Kingdom | United Kingdom | |
United States of America | United States of America |
日本国内ではiPhone X/8にはVoLTE SIM(私のはマスタード色)が必要。これはパワーユーザーの間では概ね知られている。海外でのローミングでも同じだった。以前,海外では従来の非VoLTE SIM(黒SIM)も使えるという噂を目にした記憶があるが,少なくとも2018年2月に台湾では不可だった。私はauの契約が3回線あるので,従来,iPhone 6sでは3枚を使い回して72時間無料を享受していたが,iPhone Xではできなくなった。
【au(受信無料)】ようこそアメリカへ。日本への電話は140円/分です。CDMAで接続中です。 CDMA接続中はメールやインターネットが最大でも2,980円/日(日本の0-24時)の定額です。というSMSが来て当惑した(2017年1月)。少なくとも米国では,仮にCDMAでローミングされても,請求段階で「世界データ定額」に一本化される,というのがauの回答だが,不安を減らすには「グローバルCDMA」を無効にしておいた方がよいと思う。そもそも「CDMAによる通信は非常に不安定であるため」推奨しないとのこと。
2016年 8月上旬に韓国で使った際,利用開始するため何度ブラウザーで利用開始ページ(自動的にリダイレクトされる)を開いても「エラーが発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください。」となり,困った。iOS標準のSafariを使うのは止めて,Chromeで開いたら何事もなかったかのように利用開始できた。何が原因だったのかは不明。
SIMカッターで切って作ったnano SIMは,本来のnano SIMより厚みがあるのでそのままでは端末に入らないことも多い。(iPhone/iPadは特に問題ないようだ。)やすりで薄くするのも一つの手だが,入れ方を工夫すれば簡単に入ることも多い。トレイに載せてから差し込むのではなく,先にSIMだけを6割くらい差し込んで(全部差し込んだら取れなくなる),次にトレイを間に差し込む。
コンセントはなくてもUSBポートはある飛行機やバスを,最近目にする機会が多い。でもそういうポートでは普通iPadは充電できない。(電流が足りない。)しかし,ちょっと特殊なアダプタをはさむと充電できることがある。さらに,これはiPadでなくても利点がある。充電が速くなる。電流が増えるから。なかなか便利。また,これをはさめば,信号線は切れるので情報を取られることもない。
すごく便利なのになぜか類似品を市場で見かけなかった。最近,一つ出てきた。
飛行機などに付いているコンセントは,常に有効になっているわけではない。でもUSBは「穴」になっているみたいで,ずっと電気が来ていることが多いようだ。(機種による。ANAのstaggeredはコンセントの方が使える時間が長かった。2016年 7月)
海外で,SIMの説明書や利用開始通知にGPRSという用語が出てくることがよくある。これは,元の意味はともかく現在の意味は「モバイルデータ通信」「インターネット接続」のことだ。
auなどのローミングで従量制データ通信を使うと300MBで49万円を超える。しかしエチオピアはアジスアベバ空港で現地SIMを買えない(現状)。街中に出る必要がある。ネットなしで町を歩けない人は,定額の(ないし妥当な金額で上限ありの)ローミングSIMかルーターを事前に用意する。ところが,これがいままで見当たらなかった。国営ethiotelecomの抵抗だろうね。でも最近ようやく一つ出てきた。“クラウドSIM”採用、約100カ国で使えるモバイルWi-Fiルーター「G3000」が発売 - AKIBA PC Hotline!
Google MapsアプリからUberをクリックすると,「操作を完了するにはUberでアカウントを作成して下さい」という画面が出る(2017年2月)。新規登録しかできないように読めるが実際は既存のUberアカウントへの紐付けもこの画面からできる。電話番号が一致すれば既存のUberアカウントに紐付けられる。画面がこなれていない。
時間は時刻表の時間ではなく空港から駅がやや離れている(例えば金浦空港)ときはその間の移動時間も含めた。もっとも実際はこの計算は難しいので全体に目安。
香港 | MTR | Mass Transit Railway |
台湾 | MRT | Mass Rapid Transit |
Singapore | MRT |
世界の民泊市場でエアビーは必ずしも巨人ではない。同業の中国企業を持ち出さなくても,エクスペディアなど従来型業者とあまりシェアは変わらない。エアビー的民泊は「民泊市場」の一部に過ぎないのだろう。「サスケハナ・インターナショナル・グループによれば、昨年(2016年)の全世界の民泊宿泊市場の約15%を同社が占めた。エクスペディアは12%、プライスラインは9%だ。」(wsj, Chris Kirkham, July 24, 2017 5:30 a.m. ET (2017 年 7 月 25 日 16:57 JST))
IEで見る評価の数字と,Chromeで見るそれがかなり違う。バグ?それともマーケティング?
某都市のHiltonで,写真を「大量に」アップしたためだと思われるが,特定の端末(iPhone)のネット接続が遮断された。MACを見ているようで,同じアカウント(部屋番号)の他の端末では特に支障はなかった。
最近,予約仲介サービスがしばしば話題になる。しかし,クレジットカードのコンシェルジュサービスで頼めば足りる。手数料もかからない。例えばダイナースでは,ダイナースが使えない店の予約も取ってくれる。また,「こんな感じの店を教えて」と言えばダイナースカードが使えない店も候補に出す。(ただし,海外の業務は大手旅行会社(現在はH.I.S.)に外注しており,現地に特に詳しいわけではないようだ。「一般的な旅行ガイドに載っているような店以外で」という条件を付けたにもかかわらず,一般的な旅行ガイドに載っているような店ばかりで役に立たなかった経験がある。)